埼玉県教育委員会から公立高校入試の出願変更後(1回目)の倍率が発表
されています。全日制普通科の平均倍率は1.19倍で、昨年の同時期と変
わりありません(昨年最終は1.17倍)。
以下は倍率が1.50倍を超えている高校(学科別)です。
学校名 学科等 前年出願 最終倍率 今回出願 変更後
大宮 理数 3.53 3.07 2.43 2.43
市立川越 国際経済 1.24 1.21 2.11 2.04
松山 理数 1.58 1.54 2.03 2.00
大宮北 理数 (今年新設) 2.05 1.98
市立浦和 1.70 1.63 1.82 1.80
和光国際 外国語 1.78 1.72 1.72 1.72
川越 1.59 1.50 1.66 1.66
坂戸 外国語 1.53 1.37 1.73 1.65
鴻巣女子 保育 1.28 1.24 1.65 1.60
越生 美術 1.23 1.20 1.60 1.60
市立川口 国際ビ 0.95 1.00 1.58 1.58
越ヶ谷 1.39 1.31 1.56 1.55
川越工業 建築 1.28 1.20 1.58 1.55
越谷総合技術 情報技術 1.73 1.54 1.60 1.55
越谷総合技術 食物調理 1.05 1.13 1.65 1.55
越谷北 理数 1.65 1.56 1.58 1.55
浦和一女 1.30 1.26 1.55 1.54
川口北 1.44 1.39 1.55 1.54
浦和 1.55 1.50 1.55 1.53
所沢北 1.51 1.44 1.55 1.53
草加南 外国語 1.13 1.22 1.55 1.53
蕨 1.75 1.66 1.53 1.52
浦和西 1.52 1.47 1.53 1.51
川越女子 1.65 1.58 1.51 1.51
南稜 外国語 1.55 1.50 1.45 1.50
市立川越(国際経済)、坂戸(外国語)などが変更後少々下がっています。
逆に南陵(外国語)は上昇しました。最終倍率がどうなるかは発表を待つ
ことになりますが、現在の所それほど大きくは変わらない様子です。
昨年との比較では大宮(理数)が大きく下がり、上位常連の蕨も徐々に
近年下げています。新設の大宮北(理数)と松山(理数)が上げています
ので、理数系及び外国語系の人気は全体的にはあまり変わっていません。
鴻巣女子(保育)が高いのは今後の流れから保育園増設が見込まれている
せいかもしれません。
トップ校では浦和が微増、浦和一女、川越が上昇、川越女子は微減で、浦和、
浦和一女は募集減も影響しているのでしょう。同様に募集減の所沢北、
越ヶ谷も上昇しています。
一方現段階で定員割れの高校は
学校名 前年出願 最終倍率 今回出願 変更後
川越初雁 0.97 1.03 0.99 0.99
狭山清陵 1.16 1.12 0.99 0.99
松山 1.09 1.05 0.98 0.98
妻沼 1.04 1.07 0.97 0.98
和光 0.91 1.04 0.97 0.97
深谷 1.09 1.07 0.97 0.96
宮代 0.87 1.02 0.94 0.93
八潮南 1.00 1.18 0.86 0.89
小川 1.04 1.06 0.85 0.86
鴻巣女子 0.84 0.95 0.81 0.84
蓮田松韻 1.11 1.03 0.79 0.80
北本 1.05 1.02 0.78 0.79
鳩山 0.88 1.00 0.70 0.71
越生 0.82 0.96 0.68 0.70
進修館 0.77 1.00 0.67 0.69
狭山清陵は募集増の影響と思われます。2回目の志願先変更後も定員割れの
可能性が高い高校は越生、北本、鴻巣女子、進修館、蓮田松韻、鳩山などで、
確実に公立高校合格したい受験生には狙い目です。
伝統校の松山(普通科)は2回目の志願先変更であと5人集まらないと定員
割れではありますが、理数科が人気なので結局定員は充足しそうです。
埼玉県の入試情報HPで倍率は見ることができますが、PTSのHPから
も倍率の変化を確認できます。志望校決定にお役立てください。
↓普通科
http://www.pt-saitama.com/10_Examination/kouritsu-hu.pdf
↓専門科
http://www.pt-saitama.com/10_Examination/kouritsu-se.pdf
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