文科省が発表した学校基本調査によると、平成25年度に学校を長期欠席した
「不登校」の小中学生が全国で約12万人に上り、前年度よりも約7000人増加
したことがわかりました。
埼玉県教育局の発表で県内では小学生の不登校率は前年度比0.02%増0.24%
で、7年ぶりに増加へ転じ、中学生の不登校率は同0.04%減の2.30%で7年連続
減少でした。
一方、2012年度にうつ病などの精神疾患が理由で退職した教員は、国公私立
学校(幼稚園から大学まで)で09年度より18人増え969人になることが文科省
の調査で分かりました。このうち中学校は前回より30人増えていました。
公立小中高校などの精神疾患による休職教員は11年度、12年度と年間5000
人前後で推移しているとのことです。
教育現場で生徒・教職員ともにお互いストレスを感じ続けているという状況が
垣間見えますが、生徒・教職員ともに「病んでいる」という哀しい現実を見せ
つけられているような気がします。
こんな状態で果たして「良い教育」が行われるのか疑問です。何らかの改革
が必要なのは明確なのですが、有効な手段が見つかっていないという現実
があります。日本の教育が崩壊する前に、なんとかしてもらいたいですね。
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