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更新間隔が少々空いてしまいました。申し訳ありません。

県教育局から「平成28年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等
学校の選抜基準」が発表されています。

今回調査書評定の学年ごとの割合が変更されたのは以下の2校のみでした。

1年:2年:3年の調査書評定の割合
所沢高校 1:1:1 ⇒ 1:1:3
川口工業 1:1:3 ⇒ 1:1:1

近年は中3の成績の評価のウェイトを高くする学校が増えていたのですが、
川口工業は逆に3年間の評定を平坦にしています。
評定の割合が1:1:1の高校は、昨年が11校、今年も11校で変わらず
(所沢と川口工業が入れ替わり)ですが、近年は減少傾向が続いています。

多くの高校では大体中3の評価を重視しているところが多い(50校以上が
1:1:3)ので、これまで成績が良くなかった生徒も中3での頑張り次第で差
を縮めることは可能です。

これらの情報はPTSのHPで紹介していますので、各高校個別の情報に
ついては以下のURLを参照してください。↓

http://www.pt-saitama.com/10_Examination/senbatsu2016.pdf
http://www.pt-saitama.com/10_Examination/shikaku2016.pdf
Continue reading “公立高等学校入学者選抜基準”

新聞報道によると、2014年度の「不登校生」の数は122902名で、昨年より
3285名増えていたようです。

「不登校」とは、「病気」や「経済的理由」以外で年間30日以上欠席した生徒
で、小中学校では2年連続で増加しました(文部科学省の学校基本調査)。
不登校はこれまで5年連続で減っていたのですが、昨年から増加に転じ、
全小中学生では1.21%(82名に1名)でした(最高は2001年度の138733名)。

特に小学生は25866名(1691名増)と、全児童に占める割合が0.39%(255名に
1名)で、過去最高でした。
また、中学生は97036名(1594名増)で全中学生に占める割合は2.76%(36名
に1名)でした。

増加の理由としては、フリースクールなど学校以外の居場所が増えてきて、
「無理に学校に行かなくても良い」状況になっていることもありそうです。

個人的な意見ですが、「受け入れ先」の充実をはかるよりも、不登校が起き
ることを防ぐ対策をすることの方が大事な気がします。

面倒な事には蓋をしてしまうという傾向が学校にはあると、家庭教師をしつ
つ生徒たちから直接話を聞いていると浮かび上がってきます。

メンタル面を鍛える教育も取り入れてみたらどうなのか、と最近は考えてい
ます(テニスの錦織選手を見たりすると)。

いずれにしろ、由々しき事態ですね。
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