県から「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」
が発表されていたので要点だけ紹介します。
公立の小中高対象での調査の項目は
暴力行為・いじめ・長期欠席(不登校等)・高校の中途退学・自殺などでした。
暴力行為は、特に小学校で810件と前年度に比べ、305件(60.4%)増加。
いじめの認知件数は9092件(前年度4644件)であり、特に、小学校における
いじめの認知件数が大幅に増加していた。
小・中学校における長期欠席者数は10247人(前年度9467人)で、このうち
不登校生徒数は5691人(前年度5452人)。1000人当たりの不登校児童生徒
数は10.2人(前年度9.8人)。 都道府県別では埼玉県は不登校の割合の低さ
において、小学校第2位、中学校第6位だった。
高校における中途退学者数は1521人(前年度1800人)で、中途退学者の
割合1.2%(前年度1.4%)。 中途退学率はH6年度以降全国平均を上回っ
ていたのが、今回 の調査で全国の中途退学率1.3%を下回った。
小・中・高等学校から報告のあった自殺した児童生徒数4人(前年度5人)。
さて、注目してほしいのがまとめた最後のところです。
埼玉県の高校中退理由と全国のものを比較しておきました。
高校に進学しようとしている皆さんの参考になれば良いのですが。
なお、詳しくご覧になりたい場合は以下のアドレスからどうぞ
http://www.pref.saitama.lg.jp/f2209/toukei/jidouseito-mondai-kekka22.html
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