この時期、あまり勉強に身が入らない中3生には受験校が決まってない
場合があります。高校には行きたいけど、どこにするかが明確ではあり
ません。
したがって目安になる点数・偏差値・内申点などが見えないので、必然
人間は楽な方へ流される傾向がありますから・・・
わたしが指導している生徒数人も、このケースが当てはまります。
部活がそろそろ終わり、自由を満喫することを否定する訳ではありませ
んが、いつまでもダラダラされては考えものです。
確かに公立入試までならまだ半年以上充分に時間はあります。
しかし私立の押さえは絶対に必要ですよね。特に今年から公立入試が
一発勝負になりますから、滑り止め(あまりいい言葉ではないですが)
も必要です。
その私立高校・・・9月から12月までの学力テストの結果で大体合否
が見えてしまいます。
ということは、夏休み明けにはもう受験開始といっても良いのです。
なので、受験生を抱えるご家庭では、そろそろ志望校のことを親子間で
話し合っておいた方が良いはずです。
目標が明確になれば、必要な学力などが目に見える形になります。
もし「まだ」ならば・・・
ぜひ早いうちに生徒さんと話してみることをお勧めします。
部活の先輩の高校は、などと興味のありそうな話題から、今度は受験生との自覚を持たせましょう。