大手新聞社からの報道ですが、不登校の原因や背景について文部科学省が来年度、学校を通さず
に不登校の小中学生から直接に聞き取り調査を行う方針を固めたという記事がありました。
不登校の生徒数は5年連続で増加しており過去最多の14万人を超えているという状況で、いじめ
や家庭状況などの背景を多面的に探りたいというのが狙いのようです。
民間の調査機関に委託し、調査の対象は不登校生徒数百人で、関連の費用は概算要求に盛り込む
ようです。
このようにする理由としては、いじめの認知件数が過去最多(小中学校で約39万8000件)なのに
対して、これまでの学校側が挙げる不登校の理由で「いじめ」の割合が低すぎることのようです。
↓これまでの調査結果
この表からも「いじめ」が原因が0.5%というのは余りに低すぎなのではないかと思いますよね。
「友人関係」とわざわざ分けているのもやや疑問です。
なによりも「いじめ」そして「不登校」が発生している当事者である「学校」による調査という
のが信頼性を疑わせる結果になっている気がします。
今後の調査結果の発表がどうなるのか注目ですね。