県教委から今年4月に実施された全国学力テストの結果(公開に同意した
全63市町村のうち45市町村と県全体)が公表されました。
今回公表されていない主な市では所沢市、川越市、本庄市、北本市など
がありました。理由としては「点数が一人歩きをする」や「点数による序列
化を生む」などでした。
小学・中学そして国・算(数)ともさいたま市が上位でした。熊谷市や
桶川市なども平均して上位です。
不思議なのは小学で国語・算数共にトップだった蕨市が中学になる
と中位以下になることです。中学入試などで上位の生徒が抜けてし
まう、など何か原因があるのでしょうか?
もう一つ興味深いのは小学・中学で算数・数学が上位の和光市です
が、国語では小学・中学共に中位に留まっていました。これはあくまで
も想像ですが、大企業のお膝元でもある地域柄、外国人就業者の数
なども関係しているのかもしれませんね。
地域的に都内隣接地域の草加市・八潮市・吉川市などの点数はそれ
ほど高くありませんでした。
個人的な意見ですが、今後は県内すべての市町村のデータを公開し
た上で、それこそ数字の高低に振り回されずに小中学校教育の課題
を分析して見つけるための資料として役立ててほしいですね。