中3生の社会は「公民」分野です。
ところがこれまで社会が得意と言っていた生徒でも苦戦しています。
これは困ったことです。
実際公民分野で学ぶ内容は、実生活においては知っていなくてはいけない
ことが多いです。政治・経済・法律についての基礎的な知識だからです。
これらを知らないと社会に出たときに困りますよね。
TVでニュース番組を見る場合も、基礎知識がなくては理解できません。
もっとも、ニュース番組の方にも責任はあります。専門的な言葉を説明
せずに並べ立てていては、見ている人が興味を持てないのも無理はあり
ません。
そのため、最近では池上某さんがTVに引っ張りダコですよね。
なので・・・学校の授業でももう少し工夫して教えてほしいものです。
例を出して、事件や政治問題のニュース報道の映像を見ながら、
「これはこういう理由でこのような事になっている」
的な説明をし、わたしたちの生活にこのように関係してくるのだという
ようにしてくれれば、もう少し興味を引くことができるのでは・・・
ご家庭でできることの一つに、ニュース番組を見ることを習慣づけする
というのがあります。あとは歴史分野の番組や、自然遺産の番組などで
も良いです。
幼い頃から家族でこれらの番組を一緒に見て話し合う機会があれば、
色々な事に興味を持つ可能性がありますよね。
社会や理科という科目は「興味」を持つことから始まります。
ですから、「興味」を持つような環境を作ることが必要です。
最後にお勧めのTV番組を一つ・・・
某国営放送のEテレの朝6:55からの番組(有名ですよね?
この中でやっている「知っているといばれるの歌」(笑)
公民は3年でやるのでまだ途中でしょうが、入試では学校でやらないところも出ますから早めにがんばりましょう。
TPPなど時事問題もテレビや新聞でチェックしておくとよいでしょう。円高やタイの洪水も出るかもしれません。