7月に県教育委員会から各公立高校の選抜基準が発表となりました。
前年度から変更のあった学校は12校で、そのうち3年生の評定を
UPした学校は7校でした。
前年度の変更校(18校)には市立浦和、川越女子など難関校があり
ましたが、今回はSS50以下の高校だけで、評定の取り扱いも落ち
着いてきたようです。
今回変更のあった高校は、
芸術総合 1:1:3 → 2:2:3
越谷東 1:1:3 → 1:1:2
庄和 1:1:3 → 1:2:3
大宮工業 1:1:3 → 1:1:1
川口東 1:1:2 → 1:1:3
狭山清陵 2:2:5 → 1:1:2
宮代 1:1:1 → 1:1:2
上尾鷹の台 1:2:2 → 1:1:3
飯能 1:1:2 → 1:1:3
蓮田松韻 1:1:1 → 1:2:3
杉戸農業 1:1:1 → 1:1:2
岩槻北陵 1:1:1 → 1:1:2 です。
以前は、‘1:1:3’が大半でしたが、
24年度は‘1:1:2’が多くなっています。
1年:2年:3年の評定取り扱いが全高校から見てどのような構成
かを分析してみました。
1:1:2 10% (13%、14%)
1:1:2 41% (39%、36%)
1:1:3 33% (34%、33%)
1:2:2 1% ( 1%、 1%)
1:2:3 7% ( 7%、 9%)
1:2:4 1% ( 1%、 1%)
2:2:3 5% ( 4%、 4%)
2:2:5 1% ( 1%、 1%)
注)*24年度の大宮東と飯能南は科によって取り扱いが違うので
2校としてカウントしました。
*( )内は左が23年度、右が22年度の%です
9割の学校が3年生の評定をプラスで見てくれます。
前々年度より1点の差で合否がよりハッキリと分かれます。
なので、中3生の方は通知表を上げる努力が必要です。
評定の取り扱いも理解し、特別活動、その他の項目の得点でもプラス
となるよう、入試時の得点を底上げしておかなくてはいけません。
それが可能な期間は12月(2学期末テスト終了時)までです。
(調査書の保護者への通知は今年度より2月7日までとなりました)
公立難関校の先生方は、内申では差が出ないので、学力テストで8割
以上とか9割近くが必要と言っています。確かに評定で45、検定で準
2級以上を取得し、更に部活動や生徒会で活躍した人は差が出ません。
ただ、1点の差で合否が決まることを考えると、たとえ1点でも大切
にしましょう。
詳しく知りたい方はPTSのHPからご覧になれます