所沢市の市内29小中学校の防音校舎にエアコンを設置することの賛否を問う
住民投票で、市民グループが勝利したものの、投票率が低調で31%だったこと
が報道されています。
エアコン設置の理由として、航空自衛隊入間基地の航空機騒音を解消する
との目的でしたが、即日開票の結果、賛成票が反対票を上回りました。
今回はあくまでも「諮問的住民投票」とのことで法的拘束力はなく、市長が
エアコン設置反対の方針を続けるかが注目されます。
過半数を得た賛否いずれかの意見が投票資格者総数の3分の1を超えた場合、
市長は「結果の重みを斟酌しなければならない」とのことでしたが、投票率は
31・54%に過ぎませんでした。
財政的な理由もあるのでしょうが、他の基地がある地域の学校ではエアコン
が設置されてるのがほとんどです。埼玉県のように夏の暑い期間が長い
地域であればむしろ、健康面からも早く設置してあげてほしいですよね。
どうやら今年の夏には間に合いそうにないみたいです。生徒の皆さんには
もう少々頑張ってもらうしかありません。