先週の報道でさいたま市立の小・中学校の建設・増築工事が中断している
というニュースがありました。
これは建設会社「エム・テック」を代表とする3社の特定共同企業体(JV)
が受注したもので、さいたま市立美園南中学校(緑区)の新築工事と、市立
仲町小学校(浦和区)の増築工事を請け負っており、これらの工事の進捗度
は美園南中が約45%、仲町小が約44%の状態(来年2月15日の完成予定)。
原因はこの建設会社「エム・テック」が民事再生手続きを申し立てしたこと
によるもの。
この会社、他にも東京都が建設中の2020年東京五輪・パラリンピックのテニ
スとカヌー・スラロームの会場施設工事の一部を受注しており、影響は大きそ
うです。
問題は来年4月の開校に間に合うかということですが、どうも難しそうです。
入学予定の生徒たちにとっても不安な状況ですね。
これをうけて、さいたま市教委は保護者説明会を開き、今後の対応を説明する
ようです。
なんとか生徒たちのためにも工事ができるだけ早く進むことを願います。