この時期生徒たち、特に中3生は期末テストです。
2学期末の試験なのにこの時期なのは内申書の関係です。
12月の頭には内申書を作らなければいけないので、中3生に関しては
前倒しで行われる場合が多いです。
しかし・・・
教科によっては、特に数学の進み具合は中学によってバラバラです。
すでに相似・円周角まで終わっている中学があれば、2次関数の応用
から相似の頭までしか届いていない中学もあります。
「間に合うのかな?」
いえ、これは受験に向けての話です。
中学3年の3月まで、と考えると別に問題はないのですが、私立の入試は
1月末~2月初旬ですし、公立の入試だって3月初旬ですから、場合に
よっては学校では習っていない若しくは学んですぐに受験というケース
がありえます。
どうもそういう意識を持っている中学と持っていない中学があるよう
ですね。
生徒にとって問題はもっと切実です。
それでも入試に無理やり間に合わせようとすれば、授業ペースが急に
上がったり、テスト範囲が異常に長くなったりしますよね。
現に今回の期末テストでも「なんだこりゃ」という範囲の中学があり
ました。2次方程式の利用から相似全範囲、さらには円周角まで・・・
中3の数学の難しいところをこれだけ並べられたら、数学の苦手な生徒
はもうギブアップです><
もう少し年間計画をきちんと考えてほしいものです。
「最後に帳尻を合わせておけばいいや・・・」
そういう教師がいないことを切に願います。
塾では先取りをしていますが、家庭教師や個別ではケースバイケースですね。北辰でも選択問があるのは、進度を考慮しているのでしょう。
そろそろ過去問でしょうから、未習分もやっておきましょう。