ここ最近、北辰テストの結果が返ってきたことも関係し、保護者の方から
志望校をどうしたら良いのか意見を求められます。
通知表が9科で27を越えていれば、現在の北辰テストの偏差値が50前
後の場合、これから次第で選べる学校がかなり変わるケースがありえます
よね。
だから、まずは本人の行きたい高校を決め、現在の状況(成績)を踏まえ
てから考え始めないといけないでしょう。
また、本人が行きたいと思ってる高校だけでなく、学校見学なども利用し
て何校か見てくることがお勧めです。
私立の場合も、9月以降の北辰テストの結果次第でどうなるかわからない
のが実際のところです。
もちろん、何校かリストアップしておき、相談会に行って話を聞いておくこと
は必要です。
部活動をやっていた生徒はこの夏休みで成績が大きく変わる可能性を秘め
ています。
ですから
①本人の希望
②保護者の方の希望
これらを家族で良く話し合った上で
③現在の成績
④9月の北辰テストの結果
を参考に、あらかじめ考えていた学校から上下ランク双方に何段階かに分
けて候補を考えておけばよいのでは、と考えます。
特に公立の場合は、ある程度高めの目標を設定しておきましょう。
業者テストは8月末9月からが大切です。多くの受験生が、夏に頑張った結果を初めて知るわけで、その弱点を次のテストまでに復習しましょう。
11月くらいにその結果を元に、私立相談が始まります。単願はもちろん併願も私立は重要ですから、御父母は大変ですが志望についてしっかり話し合いましょう。
わたしも今日、志望校の相談を受けました。
通学アクセスを中心に説明をしました。
埼玉県内の全高校に出向いたことがあるからこそ、
できた相談だったと思います。
高校無償化による公立校への強い意識や、現時点の成績での安易な進路決定が目立ちますね。
特に、目標校の偏差値だけで進路を決めようとする傾向が顕著です。
目標校の3年後の進路状況を本当に把握しているのでしょうか。