大手新聞社報道で、中央教育審議会の特別部会で審議されていた
教職員の働き方改革についての素案を発表していました。
教職員の時間外勤務が月45時間を超える教員は小学校で82%、
中学校で89%に達している(2016年調査)という事から、
以下の内容で改革素案を出したようです。
認められれば2020年度から実施されるようです。
長期休み中は何日か学校を閉鎖して完全な休養日を作ることもあるようです。
確かに今の教職員の方々は忙しく、そのストレスから世間を騒がす件など
もあるのかもしれません(もっとも犯罪を犯すのは本人の問題ですが)。
本来なら現場の職員数を必要な仕事量に合う適正な人数にすべきことこそが
必要かもしれませんが…。
ただ一つの懸念は、部活動などで外部からのスタッフに任せることで、公立
の学校間で不公平が生じてしまわないかという点です。現在でさえある競技
の優秀な先生が赴任した学校が大会で優秀な成績を修めてしまうという問題
があるのですから。そのことで越境入学したりするケースすら聞こえて来ま
すよね。
とりあえず教職員の方々の負担を減らし「本来の仕事」である生徒の指導と
いうことに専念できるのであれば、これは良いことではないでしょうか。