10月(第5回)の北辰テストの結果が返ってきました。
平均点が232点(5教科)とかなり低かったようです。
その中で意外と生徒たちが苦戦していた問題が、数学の反比例です。
反比例 y = a/x で、xが2から9と増加したとき、yは7減少しました。
aの値を求めなさい。
↑このような問題でした。
落ち着いて考えれば、特に困るような問題ではありませんが、生徒たちは
「比例」の変化の割合と同じように考えて自滅しているケースが目立って
いました。
要するに、x=2のとき、y=a/2、x=9のとき、y=a/9なわけですから、
a/2 – a/9 = 7を解けばいいわけです。
すると a=18 となります。
しかし、a=1と答えたり、何を勘違いしたか、xの値を答えたりしている
生徒たち・・・
出題の意図を捉えていないのですね。
普段、基本的な問題を解くことに慣れてしまい、ちょっと違った聞かれ方
をするとわけがわからなくなってしまう・・・
北辰らしい、良い問題でした。
数学の問題はある意味、パターンを制すれば克服できます。
(もちろんレベルにもよりますが・・・
ですから、これまでに解いた問題のパターンが多ければ多いほど、適応
能力が「経験値」として増していくわけです。
今後はこの「経験値」をどれだけ増やしていけるか、ですね。
現在生徒たちは各県で出されている入試レベルの問題を一生懸命に解いて
います(笑)
9、10月である程度結果が出ていれば一度個別相談に行ってみるといいでしょう。多少足りなくともまた11月の結果を持っていけばいいわけです。そろそろ私立を絞りましょう。
北辰テスト、公立高校の模試という考えですと
試験時間を公立と同じにしてもらいたいものです。
学テの練習になりません。
最近は私立高校の個別相談目的になってきた感があります。
北辰テスト・・・そうですね、今や完全に私立の相談用ツールと
化してますね。
まぁ本番に弱いタイプの生徒には良い試練の場になってますが(笑)