今指導している新中2生は英語が苦手です。
理由を聞いてみると、「とにかく訳がわからない」だそうです。
授業の内容を聞いてみると、教科書を読んで訳(やく)を言って、本文の
日本語訳のプリントを渡して終了。一番力を入れるのは先生が好きな英語
の曲の歌詞をプリントで渡して、それを歌う事らしいです。
ノートチェックなし、ワークを授業でやることもない。これは英語苦手に
なっても当たり前と言うか、確かに訳がわからないですよね。
生徒に教科書本文を訳させると、結局プリントの日本語を丸暗記していて、
一文づつバラバラに訳させると詰まってしまいます。基本的な単語を聞い
ても覚えていませんでした。
英語は最初に教わる先生にすごく左右される教科らしいです。苦手な生徒
を調査したところ、中1の時の英語の授業、あるいは先生が嫌いと答えた
ケースが多いそうです。
先生とすれば「親しみ易さ」を意識して、このような授業になったのかな
と理解できる部分もありますが、もう少し突っ込んだ内容というか、語学
ですから、読んで書けるようになる事を目指すべきなのでは?
英語嫌いについて話すと長くなりますので、続きはまた。