更新の間がだいぶあいてしまいました。
(ちょっとしたPCトラブルです(汗)
さて、しばらく貯まっていた話題を少しづつ紹介していきます。
今回は「国際学力テスト」の結果です。
経済協力開発機構(OECD)による「科学的応用力」を重点にした学習
到達度調査(PISA)によると、日本は72の国と2つの地域の中で2位、
OECD加盟国35ヶ国中でトップの平均点でした。ただし、問題点も浮き
彫りになったようです。
↓
日本は外国に比べて科学への関心や意欲が依然として低いこと、そし
て読解力は平均点が前回よりも22点下がっていました。筆記方式から
コンピューターで解答する方式に変わったためという分析もありますが、
他の分野ではそれほど影響は無かったようですので、結局は読解力の
基礎である語彙力不足が原因ではないかという意見もあるようです。
語彙力は読書と関連します。「本を読んでいる」という点に関しては学校
などでも努力して読書させているケースが多いのでしょうが、問題は
「何を読んでいるか」でしょう。
生徒の本棚に良く見られる本は、いわゆる「ラノベ」が圧倒的です。
いつのまにか「読み易い」本ばかり読むようになっていることも一因
な気がしています。