PTSで各私立高校の説明会に参加して判明した事が・・・
これまで埼玉県には「困った時の〇〇高校」的な学校がいくつもありました。
しかし年々そういう高校は減りつつあり、今や北辰テストで偏差値(SS)
45(!)以下の生徒が単願「カクヤク」できるところは数校あるかな?という
状況です。(個別相談会に足をお運びください)
公立高校の併願校にするにしても、さらに+1~3ポイント無いと厳しい
のです。
と、いうことでした。
この時期、併願校とする基準になかなか届かない生徒さんや、最終的に
併願校なしで公立高校受験をせざるを得ないかも知れないという生徒さん
にとって、この10月~12月初めまでの時期は「地獄」です(ホント
何といってもこの時期は
①通常の実力アップ+②北辰対策(①と連動+③実力テスト(学校での)
対策(①、②と連動+④中間期末(内申)対策(①~③とは別
さらに三者面談で「志望校」を聞かれ憂鬱になる+「合唱コンクール」で
早朝や放課後の時間を取られる+北辰テストの成績がなかなか目標レベル
に届かない
となれば・・・逃げたくもなりますよね(泣)
そうなんです。ちょっと「やる気」を失いかける時期なんです。
結果、その時点で目標校ではなくても、基準に届いてる私立がある生徒
などは・・・
「もう単願でココ(私立)でいいよ」
と言いだしかねません!
そう言える生徒はまだ良いのですが、もっとマズイのが、
「ココ(公立最底辺校)なら入れるよね?それでいいや」
と言いだす子です(涙
もちろん、そんなセリフは許しません!心を鬼にして、「最初に掲げた目標
を諦めるのには早すぎない?」と、生徒と話し合うケースが多々あります。
ちゃんと話せば大体の生徒は目が覚めます。そして時期的にもまだ何とか
なる可能性は大きいのです。
ですから・・・
「最近、子供がなんとなくやる気無さそう」とか、学校帰りが遅くなった、
あるいは「友達の家に泊りに行く」とか言い出すことが多くなった場合は、
ちょっと黄色信号かも知れません。
受験生のいるご家庭では気にかけてみてください。
確かに「名前を書けば入れる!?」学校は皆無になりましたね~。
まだそれでも「奥の手」は残っているのですが・・・。
この時期になると、過干渉の家庭と放任主義の家庭とでは如実に
対応に相違がみられます。
前者の場合は、親御さんがほぼ子供の進路を最終決定していきます。
後者の場合は、必然的に入れる学校に進路を妥協していきます。
親子関係が、子供の将来に確実に影響を及ぼしているのは疑いない
事実ですね。