6月の22日と23日の記事で紹介した県立高校の募集人員と統合案について、PTSで考察した内容です。
こちらはPTSのfacebookにも紹介しています。
県教育委員会が6月19日に発表した公立高校の募集定員によれば、募集減の高校が過去に無いくらい
ランクに偏りがあります。
40名減となる普通科は16校で偏差値50以上校は杉戸だけです。他は全て偏差値40前後の学校で毎年、
志願先変更でお世話になっている高校ばかりです。
「桶川西を志望するが倍率が高いので上尾橘にする」といった際に登場する学校です。
ちなみに昨年の募集減校は、上尾南・市立浦和・大宮北・大宮東・川口青陵・川越・川越女子・川越
初雁・越谷南・狭山清陵・蓮田松韻・蕨と偏りがみられません。
↓普通科の募集減の高校
つまり来年は、平均点を下回る受験生は県立高校に入りにくい年だという事を自覚してください。
昨年欠員補充をした高校はほぼ無くなります。
反対に上位校を目指す受験生は挑戦校を最後まであきらめずに頑張れるチャンスの年だと言えます。
今後県立高校を段階的に10~13校減らす方針が出ていますので、今回の高校が該当校と判断されます。
なので、各自治体関係者の方は各高校の独自性などを告知し志願状況の改善をしないと地元の高校が
廃校になる可能性がありますので注意した方が良いかもしれません。