この度は越谷市にある単位制&通信制の武蔵野星城高校の説明会に参加してきました
ので紹介します。
初めに紹介された生徒たちのインタビューの動画で、「(性格が)明るくなった」、
「これまで学校にはあまり行ってなかった」など、やはり不登校の生徒たちがある
程度の割合を占める高校であることがわかりました。
しかし説明会へ赴く途中で見かけた生徒たちは楽しそうでしたし、学校の雰囲気は
むしろ明るかったのが印象的でした。
駒田校長の「校力」=学校としての無形の力が生徒たちを感化する、という考え方
が現われているのでしょう。
一般の高校と違い完全に単位制ですので、単位を落として「留年」というのはあり
ません。しかし、レポート+スクーリング+試験という流れの中で、特にレポート
を重視しています。「ことば」というものを大事に考え、自分を表現するものとし
てレポートを据えています。大抵の生徒が一番苦手にするはずですが、「自学自習」
つまり、自分でやらなくては卒業できないということを明確に謳っていました。
通常週4日通うAコース、進学を見据えて週5日通うBコース、通信制のCコースと
3コースに分かれていて、募集は140人。
生徒の多くは埼玉県内(70%)・足立など都内(29%)ですが、最近公立高校の
SS40~50の学校の倍率がかつてほど高くないことで、単願の生徒はあまり増えて
いないようです。
内申の目安としては9科で18~20(不登校の生徒は9~11が多い)。
入試は学力確認試験+面接で、面接が重要です。
入試での点数次第で不合格もありえます。あくまでも高校過程をこなしていけるか
が重要だからです。(高校では中学の復習からスタートします)
生徒数が少ないので教師の目が届き易いことで、不登校だった生徒にとっても相談
しやすい環境かもしれません。
入試の詳しい基準は今後秋頃までに高校HPや塾向けの説明会で発表されるとのこ
とですので、今後判明したらまたお知らせします。