新聞などの報道によると、国では小学5年から英語を正式教科とする方向で
検討を始めており、「アジアトップクラスの英語力を目指す」と意気込んで
いるようです。
文科省の有識者会議は
(1)小学5年から英語を正式教科とする
(2)教科外の「外国語活動」を小学3年から始める
(3)2019年度までに全公立小学校(約2万校)にALTを配置する
と提言しています。
これを受け、さいたま市では小学1年から英語を正式教科とする方針を打ち
出し、文科省の教育課程特例校の指定を受けて今年度からモデル校3校で
小学1年から教科として英語の授業を実施しています。また2016年度からは
全市立小にこれを拡大させる予定らしいです。
さいたま市の場合は小学1年から中学3年までの英語の授業の総時間数は
891時間(普通は700~770時間)となり、通常より100時間以上多くなります。
さいたま市では今後、小中9年間で一貫した英語の教育プログラムを策定
していく予定のようです。
実現すると良いアピールができそうですね。
過去の高校入試問題などから判断する限り、決して英語の教育レベルが
高い県とは言えなかった訳ですから、ぜひ今後の実現に期待したいと
思っています。