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埼玉県私塾協同組合(SSK)主催の28年度「中高入試説明会」が
10月4日に大宮ソニックシティで開催され、PTSも参加しました。

↓参加校一覧
28年度SSK説明会

私学60校、県立上位8校が参加していました。

↓会場
28中高入試説明会会場

この数日前に大手新聞社による「埼玉県私立高の合格確約常態化」
に関する記事が出ていたこともあったのか、入試相談における推薦
基準についてはあまりはっきりした話を出すところは多くありません
でした。

県教育委員会から公的テストの偏差値を三者面談に使用しても良い
という話も出てきている昨今、ちょっと微妙なタイミングの記事だった
かもしれません。

各高校などの推薦基準については学校ごとの説明会などで情報を
得ていますので、家庭教師の先生を通して、あるいはPTSまで問い
合わせてください。
Continue reading “28年度「中高入試説明会」”

9月になり推薦基準が各校で明確になっています。

今行われている学校説明会にもPTSは手分けして参加しています。

今回は

↓浦和学院高校
浦学校門1

そして

↓大妻嵐山中学・高校
20150917大妻嵐山2

などの説明会に参加してきました。

詳しい情報や推薦基準などはメルマガなどで紹介していきます。
Continue reading “学校説明会参加状況(浦和学院・大妻嵐山)”

更新間隔が少々空いてしまいました。申し訳ありません。

県教育局から「平成28年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等
学校の選抜基準」が発表されています。

今回調査書評定の学年ごとの割合が変更されたのは以下の2校のみでした。

1年:2年:3年の調査書評定の割合
所沢高校 1:1:1 ⇒ 1:1:3
川口工業 1:1:3 ⇒ 1:1:1

近年は中3の成績の評価のウェイトを高くする学校が増えていたのですが、
川口工業は逆に3年間の評定を平坦にしています。
評定の割合が1:1:1の高校は、昨年が11校、今年も11校で変わらず
(所沢と川口工業が入れ替わり)ですが、近年は減少傾向が続いています。

多くの高校では大体中3の評価を重視しているところが多い(50校以上が
1:1:3)ので、これまで成績が良くなかった生徒も中3での頑張り次第で差
を縮めることは可能です。

これらの情報はPTSのHPで紹介していますので、各高校個別の情報に
ついては以下のURLを参照してください。↓

http://www.pt-saitama.com/10_Examination/senbatsu2016.pdf
http://www.pt-saitama.com/10_Examination/shikaku2016.pdf
Continue reading “公立高等学校入学者選抜基準”

県教育局から27年度公立入試問題の分析が発表されていました。
全日制受験者46386名の5科合計の平均点は259.1点で、昨年の249.6点から
9.5点上がっていました。

各教科についてまとめたものを紹介します。

国語:56.0点(昨年64.0点)と、大きく下がる。大問1の文章読解で昨年より
通過率が9.3ポイント下がっている。また漢字、言語能力の大問2でも昨年
より通過率7.7ポイント低下した。大問3、4の説明的文章の読解と古典の
両方ともやはり通過率が下がっていた。逆に作文の通過率は上がったが、
他の問題の低下を埋めるまでは至らなかった。得点者分布のピークは
46~50、66~70点と二分化していた。

数学:48.1点(昨年45.0点)と、3年連続で上昇。配点50点の大問1の通過
率は70.4で、昨年より+0.5ポイント上がった。大問2の数学的知識や技能
(作図など)を試す問題では通過率が31.4と低く、ここで大きな差が出ている。
大問3の関数は通過率33.4、大問4の長方形を折る問題では通過率が14.1
まで低下していた。得点者分布は各階級の度数が散らばり、なだらかな山
となっていた。分布の21~25点のところに大きな断絶があり、ほとんどでき
ない生徒とその他大勢との間の壁になっている。

英語:55.6点(昨年45.0点)と大きく上昇。昨年下げていたのが回復した。
得点者分布を見ても、昨年ピークの一つがあった16~20点の山が31~35
点に移動しており、できなかった生徒の割合が減ったことがわかる。
大問1の放送を聞いて答える問題の通過率は77.1と昨年の60.5から大きく
上昇。昨年平均点が低下した理由の一つであったこの点が解決された模様。
長文問題の通過率は特に大問4の通過率が34.0と低く、全体的に昨年より
良くなかった。英作文の通過率も40.9と昨年の41.7より下がった。結局上昇は
ほぼリスニング問題のプラスのみと考えられる。

理科:50.3点(昨年46.1点)と、回復。昨年平均点を下げた原因科目として挙げ
られていたが良化。大問1の問1の天気、問7の光の屈折・反射以外の問題は
通過率は低くなかった。大問2が天体、大問3が植物と生殖でもそれほど通過率
は低くなかったが、大問4の酸化・還元と大問5の電熱線は予想通り苦手とする
生徒が多かったようだ。大問5の問2は通過率4.2ポイントで、難問だったこと
がわかる。得点者分布では昨年のピークが21~25点だったが、今年は61~65
点と良くなっており、正規分布に近かった。

社会:49.1点(昨年49.5点)と、昨年並み。地理の通過率は68.2、歴史が37.2、
公民が45.7と歴史が下がって公民が上がっていた。得点者分布は昨年と同様に
ほぼ正規分布に近く、5教科中一番理想的な分布となっていた。5科目の中では
一番作問が成功している科目かもしれない。

過去5年間の5教科計の平均点を出してみると約255点となっていて、今年の
259.1点という数字は「ほぼ基準値」範囲内と言えるでしょう。英語以外は得点
分布がほぼきれいな正規分布に近く、なかなか適正なレベルの入試になって
いたように見えます。ただ、相変わらずできない部分は決まっています。
これらの分析を生かし、今後それを基にまた新しいパターンの問題を作るような
流れになってほしいものですね。
Continue reading “27年度公立高校入試問題分析”

2015年度「彩の国進学フェア(主催:読売新聞東京本社さいたま支局)」が
7/18(土)、7/19(日)の両日さいたまスーパーアリーナで開催されました。
来場者数は一日目が24481人、二日目が24685人、二日間合計で49166人でした。

公立高校はブース出展140校・資料出展8校、私立高校は県内52校と県外99校
がブース出展で県内1校と県外20校が資料出展でした。

PTSも毎年協賛企業としてブース出展しています。

↓ブースの様子とスタッフ・家庭教師の先生方です
fair2015-3

↓相談コーナーの様子です
fair2015-1

アンケートに答えてもらうと「文具セット」を、また先着で宝登山神社で合格祈願を
してきた「落ちないファイル」を配りましたが、かなり好評でした。

↓「落ちないファイル」・資料の配布の様子です
fair2015-2

アンケートも多くの生徒に協力してもらいました。結果はメルマガで紹介します。

当日来場され、PTSのブースに立ち寄られた皆さん、ありがとうございました。
Continue reading “2015年彩の国進学フェア”

少し前のニュースですが、大宮西高の改編について発表されていました。

市教委によると、市立大宮西高校を改編して設立する中高一貫制の中等教育
学校の基本計画は、生徒数は1クラス40人、1学年4クラス160人で計960人で、
「グローバル人材の育成」を目指し、6年間の独自カリキュラムで2019年開校
を目指すというものでした。入学は前期課程(中学)からのみとし、後期課程
(高校)の募集はしないとのこと。

施設全体の完成は21年度を目指し、総工費約60億円を予定。
大宮西高の生徒募集は17年度を最後に停止するそうです。

OBなどの意見で揉めていた印象ですが、いよいよ本格的に決まったみたい
ですね。

人気校なだけに、上手に移行してほしいものですね。
Continue reading “大宮西高は”

県教委から公立高校志願者入試の実倍率と欠員募集数が発表されています。

全日制普通科の最終倍率上位20校と受験者数は↓
実倍率2015

市立浦和、南稜、越ヶ谷、所沢北、浦和など倍率上位校のほぼすべてで、例年
の通り募集数を超えた合格者を出しています。これにより実倍率は概ね下がり
ます。(公立高校は規定倍率を超えた場合、クラス数の50%をプラスして合格者
を出すことができ、例えば8クラスあれば、4名多く合格者を出せます。また合格
最低点に複数人いた場合も合格にしているようです)。

専門科で毎年倍率上位の理数科ですが、大宮が2.80倍、松山が1.85倍、大宮北
が1.68倍とやはり厳しい受験になりました。

一方定員を割った学校は以下の12校(コース)でした↓
欠員2015

これらの学校では18日からの欠員募集で既に定員が埋まっています。
4月に中3生になる生徒さんのいるご家庭では、これらのデータを参考に来年の
受験を考えてみてください。
Continue reading “公立高入試実倍率”

週刊誌などで東大の前期合格者数が発表されています。

トップは開成の176人、2位は灘で89人、3位は筑波大付駒場でした。

傾向としては地方からの合格者が減少し、東京が増え、中高一貫校が伸びている
ようです。北陸地方の合格者だけは増え、北陸新幹線効果かもしれません。
関東地方の合格者占有率は59.2%で、高くなり続けています(関東ローカル化)。

県内の高校別合格者数を過去5年で見てみると、

東大前期2015

埼玉県全体では昨年の100名から93名に減少。ここ5年間の推移は
93名→103名→106名→100名→93名で、また少し減少傾向です。

公立勢では浦和、大宮、川越、浦和一女、春日部、川越女子、不動岡な
どトップ校のほかに、市立浦和が合格者数7名と健闘しました。

私立勢では開智がついに栄東を逆転し、トップになっています。5年間の
合計もついに並ばれてしまいました。県北部では本庄東が4年連続で結果
を出し続けています。

昨年、今年と振るいませんでしたが、来年度からの埼玉県勢の巻き返しに
期待しています。
Continue reading “県内高校東大前期合格者数”

今日は公立高校の合格発表です。
毎年恒例なので、近所の公立高に発表を見に行きました。

↓緊張して発表を待つ受験生たち
2015待ち

さわやかに晴れていますが、ちょっと風が強く冷たく感じました。
親子で来られて、心配そうにしている姿も見られました。

↓発表の様子
2015発表瞬間

発表の瞬間から各所で「うぉぉ」とか「受かった~」とか声が上がっていました。
合格した皆さん、本当におめでとうございます。

↓帰りに見かけた花(梅)
2015発表と花

帰り道、見事に咲く梅の花がきれいでした。

私の生徒はどうやら合格したようで、連絡がありほっとしています。

これから卒業式のあと新学期まで、高校生活の準備をしっかりしてほしいですね。
Continue reading “公立高校合格発表”

3月2日、埼玉県の公立高校入試が実施されました。
問題と解答が新聞社などによって公表されています。

全ての教科の問題を見たわけではありませんので、今回は数学の問題に
ついてです。

大問1の(5)は解の公式をダイレクトにつかう形でしたね。

(8)が標本サンプルの問題で、意外と苦手な子もいそうです。

(11)では、うるう年についても問題が出ていました。
複数の条件が絡んでいるので、混乱せずに答えられるかがポイントですね。

大問2では(1)の面積の問題がおもしろいです。
正方形の辺の途中から円を描いて、面積を求めさせるものですが、あまり
見ないパターンで新鮮でした。
三平方の定理をきちんと使えば正解できます。

また(4)では容器を傾けて、入っている水の体積から深さを求めさせるもの
ですが、実際の立体図形がどのようなものかわかれば解決は難しくない
と思われます。

大問4はいつもの紙を折る問題で、埼玉県の定番です。

見た限りではそれほど難しくはなかったようですが、さてどうなりますか。
Continue reading “公立高校入試問題を見て(数学)”

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