興味深い報道がありました。
幼稚園から高3まで全て私立に通うと、学習にかかる費用つまり授業料
・学用品・塾などの合計額が、全て公立に通った場合に比較して約1250
万円多く掛かることが文部科学省の2014年度「子供の学習費調査」で
分かったとのこと。全国から抽出した幼稚園と小中高計1140校の保護者
2万4485人が回答した結果をまとめたようです。
私立は公立の3.38倍の費用が掛かり、倍率はこれまでの調査で最大と
なっています。これは私立の授業料高騰などが原因とみられ、一方で
公立中の学習費用でも、塾などの支出が増え過去最高となっています。
高校卒業全て私立だった場合、平均1770万円と過去最高額で、12年度
の前回調査より93万円増えていました。一方で全て公立の場合、前回
より23万円増えて523万円でした。
大学の学費は
私立大:平均で年131万9700円
国立大:67万3700円
4年分では私立と公立の差は約1500万円。
世の中で言われている「収入の差=学歴の差」になってしまっている
ようです。なんとなく悲しい調査結果ですね。