東日本大震災の被害も明らかになってきました。
ニュースを見ると地区によっては38mの津波(最高到達点で)だった
らしいですね。自然の驚異(恐怖)に驚くばかりです。
復興に向けて地域のみなさん、警察、消防、自衛隊やアメリカ軍も懸命
に活躍されており、頭の下がる思いです。
中でも・・・福島原発で対応されている東京電力職員や消防、自衛隊等
の方々には、放射線被爆のリスクを背負いながら頑張っていることに
感謝の気持ちで一杯になります。
原発の状況は予断を許しませんが、何とか収束の方向に向かってほしい
と思います。
さて、関東地方でも桜の咲く季節になりました。
日本では桜の名所には大抵、古来の悲しい歴史が隠されています。
かつて戦場だったところの多くが良く知られていますよね。
桜の花を眺め、過去の哀しみを噛みしめつつ、美しい花の姿に未来を
夢見てきたのが日本人ではないでしょうか。
生徒たちにもこんな歴史の話を、この桜が咲くころにしてみました。
反応は・・・「ふ~ん。」
少し早すぎたようです。
さまざまなこと思い出す桜かな 芭蕉
震災の後も桜は咲きます。弘前では自粛をしないで、被災者を招くようです。
昔長崎の原爆公園が酒盛り禁止になった時に、被爆二世の子が「亡くなった人たちも花見をしたかったかも。」と言っていました。
犠牲者を偲びながら桜吹雪が舞っています。