新聞報道で、6人の児童の頭をたたくなど体罰をふるった北区の市立小学
校の元男性教諭(57)をさいたま市教育委員会が減給10分の1(1カ月)
の懲戒処分としたが教諭は依願退職した、という記事を見かけました。
この教諭は1年間に渡って担任していた2年生の男子児童6人に対し、げん
こつで頭を挟んだり、手のひらで頭をたたいたりするなど計約30回体罰を
行っていたとのこと。このうち1人の児童が医師の診察を受け、体罰が明
らかになったようです。中には唇を切る軽傷を負った子も・・・。
わたしは学生の頃、げんこつをされた経験が多々(こら!)あり、そんな
にそのことに対してわだかまりはありません。
ただ一つ言えることは、その当時の教師にはわたしに対しての愛情が感じ
られていた、ということです。げんこつされても「自分が悪かったから」
ということが納得できていたのです。
だからといって、決して「体罰」を肯定する訳ではありません。
この問題はむしろ、体罰をふるった側の教諭と生徒との間に信頼関係が
構築されていたのかどうかということです。
ここがちゃんとしていれば、このような事件にはならなかったのでは?
もっとも、30回以上という時点で教師側に明らかに落ち度ありなのは
確定ですが・・・。ましてケガするほどとなると、明らかに異常です。
唇を切るなんて、明らかに顔を殴ったということですから・・・
処分されて当然、むしろ処分が軽いでしょう!
学校の教職員の不祥事にも、年々この暴力行為が増加しています。
はたして根本的な解決策をみつけられるのでしょうか。
ところで、本日のニュースで韓国の客船が座礁し、修学旅行の学生を含め
多くの方が救助を待っているという報道がされています。
学生にとっては修学旅行は楽しみな行事であったろうだけに、可哀相な
ことになりました。一刻も早く全員が救出されることを願っています。
今後もうすぐ日本でも修学旅行のシーズンがやってきます。せっかくの
思い出の旅行ですので、関係各位はくれぐれも安全第一を心がけて欲しい
ですね。