「部活早く終わらないかなぁ」と生徒が言いました。
どうやら後輩にレギュラーの座を奪われてやる気を失くしたようです。
ちょっと待て・・・
もちろん試合に出られなければつまらない、というのはわかる。
でもこれまで頑張ってきたんでしょうに。
以前わたしが指導していた生徒が、中学最後の試合に出場できません
でいた。理由はその前の試合で骨折してしまったからです。
夏休み中はずっと鬱々とすごしていました。
その後高校に合格したその生徒。
これまでとは別の競技の部活を始めました。
中学の悔しさをバネに、夢中で頑張っていました。
そして・・・地域の選抜選手にまでなったのです。
高校を卒業した彼は、嬉しげにこう言いました。
「中学は悔しかったけど、高校ではやりきった」
教え子ながら、偉いなぁと思いました。
自分はどうだったかなと恥ずかしくなりました。
こんな話を前述の生徒としたら・・・
「自分のためにも後輩のためにも最後までやってみる」
そう、最後まで頑張った、と自分で思えればそれでいいのでは。
ところで・・・だからもう少し普段の学習も頑張れ!と釘をさした
のでした(笑)
よく「部活が終ったら勉強を頑張る。」と言う生徒がいますが、それは学校の勉強をしっかりやっている場合です。
公立は入試が1回になりますから、今から受験を意識しましょう。まず苦手科目の復習を連休ぐらいまでにしておくと、内申につながる定期テストが期待できます。