PTSでは埼玉県の県政ニュースより教職員の処分についてまとめています。
以前配信していたメルマガで掲載していたものを、ここ数年の新しいもの
と一緒に紹介します。
まずは以前のメルマガの平成20年4月から平成26年9月までの結果をまと
めたものです。
性別、年代別と事件内容別で表にしています。
「交通違反・事故」が圧倒的に多く、次が「性犯罪」です。「暴力・体罰」
に関しては対策がされると減り、少しするとまた増える、の繰り返しという
状況でした。
そして平成27年9月までのものが以下です。
以下のコメントは過去のメルマガからの転載です。
(文中の「昨年度」は平成25年10月~平成26年9月について)
昨年度は18件、今年は24件と件数は増加でした。年代別では20才台と50才
台、若手とベテランに多くなっています。
昨今の情勢から「暴力・体罰」は減少しましたが、圧倒的に増えていたのが
「性犯罪」です。セクハラが5件、盗撮が4件と呆れる状況です。SNSなどに
画像・動画をアップしたりする風潮のせいなのでしょうか。
セクハラと盗撮は処分も重く、停職あるいは免職となっています。
「交通違反・事故」では、10件中「酒気帯び」が2件で、いずれも免職処分
になっています。「その他」の2件は校長と教頭が、大学の推薦が1名の枠
に対して2人推薦し、そのうち一人が結局進学できなくなったという、生徒
にとって不幸な事件の責任を取ったものでした。
PTSがこの教職員の懲戒処分を追跡しているのは、警鐘を鳴らす意味で行っ
ているものです。
次回からはこのあとの年度について同様に、順に紹介していきます。