前回は普通科の増減をお知らせしましたので、今回は専門科の募集人員の
増減です。
大宮北の理数科新設(普通科で-40)以外では合計40名減ということに
なります。
滑川総合で40名増なのは滑川町で中学生の在籍数が増えていたことと
関係あるのでしょうか。
とりあえず専門学科の方ではあまり大きな影響は無さそうですね。
Continue reading “続26年公立高校募集人員”
前回は普通科の増減をお知らせしましたので、今回は専門科の募集人員の
増減です。
大宮北の理数科新設(普通科で-40)以外では合計40名減ということに
なります。
滑川総合で40名増なのは滑川町で中学生の在籍数が増えていたことと
関係あるのでしょうか。
とりあえず専門学科の方ではあまり大きな影響は無さそうですね。
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少々更新に間が空いてしましました。
24日に県教育局から「26年度公立高校生徒募集人員」が発表されました。
全日制普通科で募集総数は40000人で、昨年度の40160人から160人減少
です。以下に増減のあった高校を紹介します。
募集増の高校(50音順)
校名 24年度 25年度 増減
入間向陽 320 360 40
浦和西 360 400 40
大宮南 320 360 40
春日部 360 400 40
川口 320 360 40
越谷南 320 360 40
狭山清陵 240 280 40
草加 320 360 40
(数字は人数)
募集減の高校(50音順)
校名 24年度 25年度 増減
朝霞 360 320 -40
浦和 400 360 -40
浦和北 360 320 -40
浦和一女 400 360 -40
浦和東 360 320 -40
大宮北 320 280 -40
越ヶ谷 360 320 -40
坂戸西 360 320 -40
志木 320 280 -40
所沢北 400 360 -40
所沢西 360 320 -40
和光 240 200 -40
(数字は人数)
浦和、浦和一女等は昨年の臨時募集増から元に戻った形です。その他最
難関校では春日部だけが募集増になっていて、ある意味狙い目かも知れ
ません。上位校では浦和西が40名増となっており、浦和や浦和一女を
志望校にしながらボーダーぎりぎりの受験生にとっては考えどころに
なりそうです。大宮北の普通科は40名減りますが、40名の理数科を新設
します。所沢北、所沢西が各40名減となっているので、所沢地区の受験
生は志望校選びに注意が必要です。また越ヶ谷が40名減に対して越谷南
が40名増という事で、この地区も上位の春日部から中位校にかけて倍率
に微妙な変化を及ぼしそうです。
今後、11月初めに10月段階での希望調査倍率が発表になりますので、
受験生の皆さんは今回の増減に注意しつつ倍率を見て志願先を検討し
てください。
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「26年度中高入試説明会」にPTSは毎年参加しています。今年は
9/15に大宮ソニックシティ7Fで行われましたので紹介します。
参加校は
A会場:
東京農大第三中・高、大妻嵐山中・高、川越東高、細田学園高、
秀明中・高、聖望学園中・高、東野高、山村学園高、秋草学園高、
武蔵越生高、城西川越中・高、山村国際高、狭山ヶ丘中・高、
埼玉平成中・高、県立川越高、県立川越女子高、星野学園中・高
B会場:
浦和実業学園中・高、獨協埼玉中・高、国際学園高、西武台新座中、
西武台高、開智中・高、開智未来中・高、星槎学園高、栄東中・高、
大宮開成中・高、小松原高、小松原女子高、栄北高、埼玉栄中・高、
県立越谷北高、県立浦和第一女子高、県立浦和高(以上県内)、
北嶺中・高(北海道)
C会場:
昌平中・高、花咲徳栄高、武南中・高、夢かがやき高、県立春日部高、
東京成徳大深谷中・高(以上県内)、成立学園高、北豊島中・高、岩倉高、
順天中・高、共栄学園中、武蔵野中・高、駿台学園中・高(以上都内)、
西武台千葉中・高、聖徳大女子中・高(以上千葉)、
佐野日大高(栃木)、藤枝明誠中・高(静岡)
D会場:
千代田女学園中・高、豊南高、帝京中・高、大東文化大第一高、
京北中・高、東京女子学院中・高、文京学院大学女子中・高、豊島学院高、
駒込中・高、東京家政大学付属女子中・高、明法中・高(以上都内)、
西武学園文理中・高、県立大宮高、県立熊谷高、県立坂戸高、
県立不動岡高、県立熊谷女子高(以上県内)
と多数でした。
この中で、北海道から初参加の北嶺中・高は札幌にあり、一学年男子120名
で柔道とラグビーを全員必修というユニークな学校ながら、年間東大平均
10名合格、三分の二は医学部へ進学というすごいところです。
国公立医学部現役合格率は23、24年度は灘高に次いで全国2位という実績。
今回参加した各学校の合格基準についてはPTSでも把握していますので、
お知りになりたい場合は連絡してください。
また、もっと詳しいことが知りたい場合は各学校HPを調べてください。
Continue reading “26年度中高入試説明会”
今年も「第13回彩の国進学フェア」が7/27(土)、28(日)の両日、
さいたまスーパーアリーナで開催され、県内外の公立高校および私立
高校そして大学のブース出展・資料のみの出展は合わせて341校でした。
来場者は2日間で47300人で、27日が21700人、28日が25600人でした。
少々昨年を下回っていますが、27日の天気予報が終日雨の確率が高かった
ことなども影響したのかもしれません。
PTSは毎年ブースを設けて協賛しており、「公立高校評定の目安」、
合格祈願をした「落ちないファイル」を配布し大好評でした。また、
アンケートに協力者には文具セットをプレゼントしましたが、答えて
くれた方が昨年の約2倍とこちらも好評でした。
無料進学相談コーナーでは学習や進路の悩みについてアドバイスをして
いましたが、その結果会場限定の夏休み中の特別コースにもその場でた
くさんの申し込みをいただき、申込み者にはプロ野球の観戦ペアチケット
をプレゼントしました。
PTSで指導中の生徒さんやご両親も多数いらしており、各高校の基準
などしっかりとチェックしていたようでした。
今回集めたアンケートの結果は集計し次第、改めて紹介します。
Continue reading “彩の国進学フェア”
県教育局から「平成26年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等
学校の選抜基準」が発表されています。調査書評定の取り扱いについて、
昨年度との変更点を紹介します。
今回調査書評定の学年ごとの割合が変更されたのは、川越、松伏、三郷、
小鹿野の計4校でした。
1年:2年:3年の調査書評定の割合は
川越 1:1:3 ⇒ 1:1:2
松伏 1:1:2 ⇒ 1:2:3
三郷 1:1:1 ⇒ 1:1:3
小鹿野 1:2:3 ⇒ 1:1:2
中3の成績の評価のウェイトを高くすることは最近の傾向です。全体で
みると、昨年1:1:1だった高校は12校(149校中)で8%でしたが、
今年は所沢、与野、鳩ケ谷、いずみ、大宮工業、大宮東(体育)、新座、
羽生、吹上秋桜、川越総合、児玉白揚の11校でした。
一般的に上位校は調査書の評定で中3のウェイトが高くなっているところ
は少ないようですが、大概の高校では中3の評価を重視している(148校
中49校が1:1:3)ので、これまで成績が良くなかった生徒も中3で頑張
れば差を縮めることが可能です。
ですから夏休みにしっかり頑張って2学期の定期テスト対策の準備が重要と
なります。
その他の資格について(英検・数検・漢検など)については今後表に
まとめていきます。
Continue reading “26年度公立入試内申基準”
6月7日に浦和のロイヤルパインホテルで「第16回埼玉私立中学校1月入試
研究会」が行われ、PTSも参加しました。その内容を簡単に紹介します。
栄光ゼミの山中氏による「25年度入試の総括と26年度入試予想」という
講演からは
首都圏の小6生の受験人数の割合は、08年の17%から13年の15%と下がり、
女子の受験者数(9.14%)の方が男子(9.08%)よりも多い。
一方2/1の受験者に関しては男子の方が多い。2/1受験者と3大模試の受験
者数は比例している。4月3大模試受験者数(年度は受験年度)は、12年
34981名→13年34210名→14年33219名と減少。4科受験は減少だが2科受験
者数は8.2%増。
合格率はSS40~44の学校では80%以上が合格する。一方SS75では3.5
%。男女比では男子の方が上位校受験を意識し、女子は3年前よりSS55~
59の学校で受験者数が27.6%減少している。
日程別に「いつまで受験したか」では
1月中7.5%、2/1に17.0%(24.5%)、2/2に17.0%(41.5%)、2/3
に26.3%(67.8%)、2/4に18.1%(85.9%)、2/5に9.3%(95.2%)
が受験[( )内は累計]。女子は2/1と2/2で入試を終える子が多い。
埼玉県内では県内の小6生は男女とも増加。1月入試のうちで1/10、1/11
の2日間の志願者数は増えている。欠席率は10.8%で、これ以降の日程で
は約半数が欠席(合格しているため)。
県内の生徒が日程別に「いつまで受験したか」では1月中に受験を終える子
が25%で、女子では1/14までに14.6%が入試を終える。
生徒のエリア別では
県内85%以上が8校、60~85%が9校、60%以下が15校だった。
2014年度は女子が少し多いが、今後埼玉県は生徒数減少が続く。1/10入試
が16校、1/11入試が11校になる見込みで、14年度は本庄市に私立中学が
開校予定。
大学通信の安田氏による「中高一貫校の大学進学結果分析」という講演
からは
18才人口は92年をピークに減少。大学志願者数は92年~12年で92.0万人
~66.1万人と減少(-28.2%)したが、この20年間で266大学が増え1.5
倍の大学数になったことで、入学者数が54.2万人~60.5万人と11.6%増
加。まさに大学全入時代となった。しかし18才人口は減ってきているため、
将来大学の「淘汰」が起こるかも知れない。12年度には定員割れの大学は
45.8%。
傾向としては「現役志向」が強く、「理高文低」の典型的な「不況期」の
学部志望となっている。その内訳は12年度を100とした場合、薬学126.5、
医療技術121.0、歯学116.5、看護116.2、医学115.7、理工110.5、
教育110.2、経営109.9、家政・栄養109.8、農学108.5。
就職率(卒業者数のうち就職希望者の割合)は看護94.9%、薬学93.6%、
医療技術89.4%と高い。
大学合格者数の推移では
2004年 2013年
東大 3088名 3109名(+ 0.7%)
早慶上理 45994名 50442名(+ 9.7%)
G-MARCH 54468名 78077名(+43.3%)
日東駒專 43012名 61832名(+43.8%)
大学に「入りやすい」時代になっている。
概ね私立の中高一貫校の実績は伸びており、特にG-MARGHでは入学者の
割合が2004年の20%から2013年には30%に増加。首都圏で国立は伸びて
いないが、これは「早慶」があるからと分析している。公立の一貫校は
現在東京都立大付属の桜修館以外は結果を出せていないが、今後県立千
葉の実績が楽しみとのこと。
この「1月入試研究会」には毎回参加しています。中学受験の情報源に
なるとともに、各校の校長先生ともお話ができ、さまざまな面でPTS
に役立っています。
Continue reading “私立中学入試研究会”
県教育局から25年度公立入試問題の分析が発表されています。
全日制受験者46996名の5科合計の平均点は275.5点。
過去2番目に低かった昨年の237.9点から一気に+37.6点上がりました。
教科ごとでは
国語:65.6点(昨年より+5.9点)と、2年連続で上昇。基礎的・基本的
な内容を広範囲にという出題方針からも、問題が易しくなっている可能性
もあり。問題数がやや減り、選択よりも記述の配点が増えているにも関わ
らず、点数が上がっていることが根拠。得点者分布のピークは70点以上
だった(昨年は60点台前半)。
数学:42.4点(昨年より+5.9点)と、昨年の30点台から40点台には
なったが、まだ低いイメージは拭えない。配点50点の大問1の通過率は
63.6%で、昨年より+2.1ポイント上がった。大問4の相似の問題でも
通過率が昨年よりやや上がっている。得点分布では昨年21~25点の生徒
の割合が一番高かったが、今年は31~35点がピーク。小問が1つ減った
ことも影響があったかも知れない。
英語:53.7点(昨年より+9.6点)と大きく上昇。大問1の放送を聞いて
答える問題の通過率は75.0%と昨年の50.8%から一気に高くなり、易化
したことがわかる。長文問題の通過率は大きくは変わらず、英作文の通
過率は50.3%と昨年から11.3%上昇。リスニングと英作文の2つが点数
上昇の原因と考えられる。
理科:63.4点(昨年より+14.7点)と、平均点上昇の大きな要因と言え
る教科。大問1の基礎的な問題の一問一答の通過率は概算70.9%で、
昨年の約50%から大きく上昇。全体的に問題は簡単になっており、大問
で実験の問題があるが、化学反応あるいはイオンの難問が出ていないこと
も影響した可能性あり。得点分布では昨年のピークが31~35点だったの
に比べ、81~85点と全体的に大きく変化した。
社会:50.3点(昨年より+1.3点)と、昨年大きく下げてからあまり変化
しなかった。地理・歴史・公民分野及び、総合問題の各通過率はほとんど
昨年並み。点数から考えてもほぼ順当な作問だったと言える。得点分布も
ほぼ標準分布に近く、5教科中一番理想的な分布となっている。
昨年度の「低すぎた」平均点が上がったのは良いことですが極端すぎます。
高すぎる国語・理科と、やや改善しましたが未だに低すぎる数学の作問に
ついては問題があったと考えざるを得ません。「数字合わせ」ではありま
せんが、やはり理想的な平均点は250点前後でしょう。
来年度入試は「高すぎた」今年から反動で、また低くなりそうな危惧を
抱いてしまいますね。
Continue reading “25年度公立入試問題の分析”
サンデー毎日4月14日号に
「全国主要2263高校有名91大学合格者数早見表」が掲載されています。
この特集は毎年掲載されていますが、今回はこの中から東大合格者数に
ついて、過去5年分をまとめて県内公立・私立高校の実績を一覧表にして
みました。
公立では浦和、大宮、川越、浦和一女、春日部、川越女子、熊谷などの
トップ校が安定した結果を出しています。
特に浦和は全国で公立1位の実績で、ここ数年安定して合格者を増やし
ています。大宮も二桁の合格者数を続けています。
公立勢の注目はここ最近越谷北、所沢北、伊奈学園、浦和西などいわゆ
る中堅上位の高校が実績を出してきていることです。
私立高校では栄東と開智が毎年デッドヒートを繰り広げています。
西武文理、浦和明の星女子、立教新座も毎年合格者を続けて出してい
ます。
県北部では本庄東と本庄第一が一騎打ちの状況。良いライバル関係の
ようですね。
この東大合格者数、あくまで目安です。これが高校の実力をすべてあ
らわしている訳ではありません。ですが確実に「参考」になる数値で
あることはまちがいないでしょう。
Continue reading “東大合格者数で見る県内高校の実力”
県教委から25年公立高校入試の合格者数が発表されました。
中堅校から上位校までなかなか厳しい受験でしたね。
しかし、ちょっと気になる数字がありました。
この表からわかると思いますが、人気校や上位校、倍率の高い高校では
それなりに大目に合格者数を出しているのですね。
もちろん内申点+入試の点数の合計で合否を出しているのですから、
同点で並ぶケースも多々あるでしょう。
でも、大目に取る高校はほとんどが〇〇校?
ということは、これらの高校を受験する際、発表されている倍率よりも
実倍率はやや下がると考えてもよさそうですね。
まあ、実際それほど多く合格になる訳でもないので、余り期待しすぎて
はいけないと思いますよ。
Continue reading “公立高校合格者数”
今日は公立高校の合格発表日でしたね。
↓近所の某市立高校の合格発表を見てきました。
「うぉぉ~!」という叫びや、「きゃぁ~♪」という嬉しい悲鳴が
飛び交っていました。
ちょうど天気も良く、梅が咲いていて、絶好の日よりでしたね。
合格者の皆さん、おめでとうございます。
生徒たちからの連絡で、公立高校受験組は全員第一志望に合格して
いました。本当に安心しました。
これからが勝負だよ、と伝えながら、ついつい笑みがこぼれてしまう
嬉しい日でした。
しかし、一方で残念な場面も目撃しました。
前述の高校の合格発表の帰り道、後ろから女生徒の泣き声が・・・
恐らく・・・だったのでしょう。
でも、その横で生徒に合わせてゆっくりと歩いていたお母様の優しい
表情に、救われたような気がしました。
Continue reading “公立高校合格発表”
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